【80切りを目指すゴルフ】多くのアマチュアはゴルファーは体重移動について大きな勘違いをしているわけだが、それをジャック・ニクラウスとジェイソン・デイのトップを比較することで考えてみよう。30年前と現在のスイングは根本的に違うのである。体重移動は最小限に押さえ、体の回転で飛ばすのが現代のクラブに合ったスイング理論。
前回、
「アマチュアゴルファーの悪い体重移動の例」
としてマッスルパガタのスイングを紹介したんだが、

今回はそれをちょっと補足する話をしよう。
この画像は、
1960年台から1990年台に掛けてゴルフ界に君臨した、
「帝王ジャック・ニクラウス」
のトップ・切り返しの貴重な画像である。

私もね。帝王ニクラウスの現役時代のことはサッパリ知らんのだが、
クラブを見ると・・・パーシモン?メタル?
いずれにせよ現代のドライバーと全然違うよね。
ヘッドの大きさはまるで3Wか5W。むちゃくちゃ小さいし、
シャフトはスチール?で短いわけだ。
動画で見るとこんな感じのスイング。
なんかよく分からんけどスゲエのは分かる(笑)
で、
マッスルパガタのトップと比べてみると・・・


上半身はともかく、下半身はとても似ているよね。
左踵が上がり、左膝が曲がって体重は大きく右に動いておるな。
(ニクラウスの右膝に注目すると・・・ほとんどスウェーしていない。体重を移動させて打つにせよ、右膝キープは絶対なのだ)
では・・・
現在PGAで、
この男になら抱かれてもいいかもと思う男ナンバーワン!
最もパワフリャで美しいスイングをする男!
ジェイソン・デイのトップを見てみよう。

ご覧の通り、左踵は1ミリも上がっておらずベタ足。
左膝もほとんどアドレスの位置のまま。
当然・・・右膝の位置もほぼアドレスのままである。
つまり、アドレスからトップに至るスイングの中で・・・
膝から下はほとんど動いてないのである。
我らが松山英樹はどうか?

やはり左踵は全く上がっておらずベタ足。
右足の膝の角度もアドレスの位置。
ジェイソン・デイより捻転が深く、
多少膝の位置は動いてる感じだが基本は一緒だよね。
体重移動は、もちろんゼロではない。
上半身が右に捻れるわけで、
その分は当然右に体重が移動するのである。
しかし、そのせいで下半身がブレることはないのだ。
これはジェイソン・デイとロリー・マキロイのスイング比較。
どっちも半端ないが、共通しているのは下半身の安定感。
体重移動に注目しながら見て頂きたい。
ね。体重移動はほんのわずか。
ほとんど「体の回転」でスイングしているよね。
現代のクラブは、体の回転でスイングした方が、
飛ぶし、曲がらない!
のである。
ジャック・ニクラウスの時代はそうではなかった。
短く重いシャフト・重くて硬いパーシモンのヘッド。
体重移動を利用したスイングが一般的だったのだ。

しかし、現代は違うのである。
あなたのスイングは
ジャック・ニクラウス型になっていないだろうか?
もしそうであれば、
直した方がいいかもしれない・・・。
ただし!
「体重移動を利用したスイングは絶対にダメ!」
というわけではない。
上手く体重移動を使って飛ばす方もいる。
思い切り左踵を上げ、
タイミング良くヒットさせてめちゃくちゃ飛ばす方もいる。
(飛ばすだけならそれでもいい。ドラコン選手とかに多い)
そういう方は、むしろ直さない方がいいかもしれない。
スイングがグチャグチャになってしまうからね。
でも
年齢的に若い方や、
ゴルフ初級者の方は、
早めに直した方が良いと思う。
参考まで。
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さて、
今回は久しぶりに南阿蘇カントリークラブに行ってきたゾ!
距離はそうないんだが、
狭くてトリッキーなホールが多く、
結構難易度の高いコースである。


IN47、OUT40の87。
スタートホールのティーショットでOB叩いていきなりダボ。
その後・・・ショットはそう悪くなかったんだが、
短いパットが全然入らず21パットで47。
やべえ・・・
このままじゃ90打っちまう!
と思いながら後半スタート。
ショットの調子は前半と変わらなかったのだが、
アプローチの精度が良くなったのと、
短いパットが入ってくれてなんとかかんとか40。
耐えたぜええええ!
人生、我慢汁だよカーチャン(笑)。


なんか最近、芝目の読み方が分かってきたような気がする。
今まではほとんど傾斜だけしか見てなかったんだが・・・
ゴルフはまだまだ奥が深いぜ!







そだね〜、若い人は見習ってほしいですね!爺ィには キツく無理ですが。
パターが大波でしたねー、あれからもうすぐ1年…70台頑張ってケロ〜。
私も知らず知らずのうちに我慢出来ずに逝ってしまうことがよくあります(え)。
下半身は我慢が大事!パットは思い切りが大事!