【80切りを目指すゴルフ】フェードを打つには「ギア効果」を使うと簡単?フェースのヒール側でボールを捕らえるとギア効果で自動的にスライス回転が掛かるぞ!アマチュアゴルファーが球筋をフェードに変えて飛距離は伸びるのか?
一般的に、フェード系より
ドロー系の方が飛距離が出る!
と言われますな。
それはそれで正しいわけだが、
じゃあ、
フェードは飛ばないのか?
と言えばそんなことはない。
これは私がいつも行ってる
ゴルフ工房アンブロックスで計測しているデータである。
ナイスショットが出た時のデータが一番下のヤツ。
ヘッドスピードが46.0m/s。※ちょっと怪しい。
初速が62.5m/s。※こっちが大事。
打ち上げ角度が16.1度。
4.1度の角度で左サイドにボールが出ており、
R回転(スライス系)のサイドスピンが248回転。
(データでサイドスピンがLになってるのは大概引っ掛け)
バックスピンが1660回転となってますな。
で、キャリーが247ヤードで、ランが30ヤード。
飛距離トータル277ヤード。
球筋としてはチョイと左に出て・・・
チョイと右に曲がる感じの理想的なフェード球。
フェードの練習を始めたころのデータがこれ。
いいショットが出て250ヤードちょい。ヘッドスピード、スピン量の違いはあるが・・・かなり距離が伸びてる印象。
もちろんこれは単なるデータ上の数値である。
それも、たまたまナイスショットが出た時に取ったデータである。
しかし、中肉中背、特に運動経験ナシ、腰痛持ちの46歳ヘッポコアマチュアでも
フェードでぶっ飛ぶ可能性がある!
ということを知っておいて頂きたい。
実際のラウンドでもガチ当たりしたら
マジで270ヤードくらい飛ぶ!(ことがある)
「マジすか浅次郎さん!」
「私もフェードの練習しようかな?」
とイキリ勃った方がいるかどうか分からんが、
元々スライサーの方は、
無理してドロー系に変えるより・・・
フェードの練習をした方がいいかもしんないねー。
コツは・・・
■浅次郎独自のフェードを打つコツ
・フェースは閉じる!体重移動シッカリ!
・滑らせるイメージ!
・ギア効果を利用する(ヒール側に当てる)!
言っておくが「これが正しい」とは限らん。人によってスイングも感覚も違うからだ。これはあくまで私の感覚であり、参考程度にして頂きたい。
まず、フェースは閉じなければならない。
これは私の中で絶対である。
なぜなら、フェースは遠心力により開こう開こうとするのであり、
フェースがちょっとでも開いてしまうと、
フェードではなく
スライスになってしまうのだ(私の場合)。
つまり、フェースを閉じてボールを捕まえるのが第一。
これがパワーフェードを打つ第一の条件だと思っている。
「浅次郎さん、フェースが閉じたままだと引っ掛けてしまいます」
うむ。その通り(笑)。
なので、引っ掛けないように、
体をきっちり回して左サイドに体重を乗せ、
クラブもインサイドから降ろす!
(体の回転が先。ヘッドは後から)
「浅次郎さん、それは普通に真っ直ぐ飛ばす方法では?」
うむ。その通り(笑)。
飛ばすフェードはまず・・・
普通に真っ直ぐ捕まえる打ち方が基本。
その上で、フック回転が掛からないように、
右サイドスピンを掛けねばならんのであるが・・・
どうやって?
技術的に言えば、
カット気味にフェースを滑らせて振れば
サイドスピンは掛かる。
これはもう感覚的な話なのでどう説明したらいいのか分からんのだが・・・
なんだろう?
テニスのフォアハンドスライスみたいなイメージ?
テニスやったことないけど(笑)。
あるいは、
野球で言えばサイドスローで投げるシンカーのイメージ?
どうやって投げるのか知らんけど(笑)。
あるいは、
石で水を切って投げるイメージ・・・
これが一番分かりやすいかもしれない。
いずれも押し込みつつ切る(カットする)イメージ。
しかしこれ・・・
自転車に乗ってる女子高生のスカートがふわりと舞う瞬間
・・・のような一瞬刹那の話であり、
かなり難しい。
ミスるとペラスライス、
あるいは引っ掛けが出るのである。
インパクトに集中すると・・・
手打ちになって体が回らなくなるんですな。
このカット気味にフェースを滑らす打ち方は・・・
もちろん「イメージ」として持っておかねばならん。
(じゃないと手首を返してしまう)
このイメージを持った上で、
ギア効果を利用する。
ドライバー(ウッド系)には
ギア効果というものがあるのをご存知だろうか?
かくいう私も最近知ったのだが(笑)、
最近のドライバーはこのギア効果で・・・
・トゥ側で打つとフック回転
・ヒール側で打つとスライス回転
が自動的に掛かるのだ!
当然、ボールがフェースの芯から離れると・・・
伝わるパワーが落ちる上に、
インパクトの瞬間にフェースが開閉して
ミスショットになるわけだが、
(トゥ側に当たるとフェースが開き、ヒール側に当たるとフェースは閉じる)
その分ギア効果が働いて球が戻ってくるんですな。
トゥ側に当たると右に飛び出してフックが掛かる。ヒール側に当たると左に飛び出してスライスが掛かる。これが最近のドライバーが「ミスヒットに強い」理由。ちなみにアイアンにはギア効果はない。
つまり、フェードが打ちたければ、
芯より若干ヒール寄りにヒットさせればいい。
緑の丸が真芯とすると・・ピンクの円でヒットするイメージ。ちなみに、フェースの下の方に当たると縦方向のギア効果が発生し「高スピン」となる・・・結果、飛距離は落ちる。
そうすれば、
あまり難しいことはせずとも
ギア効果によって若干右回転が掛かるのだ!
具体的にどうすればいいか?
アドレスの時点でボールを
若干(6~8mmくらい?)ヒール寄りにセットするだけ。
あとはそこにヘッドが戻って来れば・・・
それだけで勝手にフェードするのである。
真芯よりちょっとだけヒール寄りにセットする。
大事なのは、ここにヘッドが戻ってくると信じ、
「手」に意識を持っていかないこと。
手に意識が行っちゃうと手打ちになっちゃうからね。
それから、
かなりヒール寄りにボールがヒットしてしまうと、
手応え最悪の・・・
低くて全然飛ばないスライス球になるからね。
(アマチュアはヒール寄りにヒットしている方が多いぞ!)
ちょっとだけヒール寄り!
というのがポイント。
である。まあ、そもそも・・・
「毎回同じフェースの位置」
でヒット出来るわけもないからね。
ある程度のミスは許容する必要があるよね。
しかしこれでフェードが打てるようになれば・・・
ボールの位置だけで
ドローとフェードが打ち分けられるように・・・なる?
師匠のユッキーに聞いたら、やはり打ち分けは「ボールの位置」と「アドレス」でやってるんだそうな。あとは「イメージ」。スイングは基本的に変えないんだって。
ちなみに。
一番飛距離が出るインパクト位置は・・・
ココだ。チョイドローで低スピン。ドロー打ちの方はココで打つのを理想として練習すべし。
というわけで、
絶賛フェード練習中だ!
いずれドローとの打ち分けも出来るようになりたいが、
とりあえずフェード!
パワーフェード王に、俺はなる!
・・・
さて、
今回は宇城アマオープン予選の練習ラウンドに行ってきたぞ!
舞台は城南カントリークラブ!
天気は晴れ。弱風。
1月にしてはかなり暖かいポカポカ陽気。
ティーの位置は、ほぼほぼバックティー。
フルバックじゃなくてよかったー(笑)。
グリーンの速さは10フィートってわけでかなり速め。
結果は・・・
in47、out43。
前半は池ポチャ2発。
攻めた結果ガードバンカーに捕まること3回。
(本番では刻むかな。笑)
アプローチとパターで何とか耐えたが47。
後半はティーショットが抜群に良くなり、
絶好のバーディチャンスも3回ほどあったんだが・・・
いずれも難解グリーンにやられてしまった。
まあでも43なら上々か。
あと上りのアプローチで大オーバー・・・
ということが度々あり、これは反省点。
速いグリーンだとちょっと強く入っただけで
スルスルと行ってしまうねー。
距離的には400ヤード超えのミドルも少ないし、
極端に長いショートもないし、
かなり楽だねー。
・・・楽だと感じるのは成長した証拠かもしれんな。
あ、それからグリーン的には18番に激しく注意。
上からは止まらないらしいので絶対手前から。
2021年はフェード打ちを安定させて・・・OBを減らしたいね(笑)。データ上、だいたい1ラウンドに1回ほど出る計算なんだが、これが半分になれば平均スコアも1減るし。そもそもフェードに変える目的がそれだし。さて、来週は宇城オープン予選だ!頑張れ浅次郎!