簡単なフックとスライスの打ち分け方法。

【80切りを目指すゴルフ】アマチュアゴルファーがスコアをまとめるためにまず必要なのは・・・OBを打たないこと。ドローとフェード(フックとスライス)を打ち分けられたら良いのだが、アマチュアゴルファーがスイングを変えずにフックとスライスを打ち分ける方法は?グリップの位置・フェースの向き・ボールの位置で打ち分けられる!

 

今日の話は「狙った所に球を打てる人」には

全く関係ないのでスルーでよろしくメカドック。

 

さて。

 

ゴルフで最も辛いペナルティと言えば・・・

やはりOBであろう。

 

 

「あそこでOB打っちゃったんだよねー」

「1番ホールでOB2発打っちゃったよトホホ!」

 

と言う感じで、

アマチュアゴルファーの

言い訳ナンバーワンもきっとOBだと思う。

 

かくいう私も、

確率的に1ラウンドに1発くらいOBを打っており(OB発生率4.9%)

その都度なんやかんやと言い訳をしている(笑)。

 

ちなみに、

 

 

ギリギリOB杭のライン上にボールがある場合・・・

Bはセーフだが、Cはアウトである。

私も、今の今までCのボールは「セーフ」だと思っていたわけだが(笑)、

今後気をつけたいと思う。

 

まあ、プロだってたまにOB打つわけでね。

アマチュアゴルファーがOB打つのはまあ仕方ないと言えば仕方ない。

 

だけんどもしかし!

 

 

やはりOBの発生確率は出来る限り減らさねばならんのであり、

少なくとも減らすための努力はしなければならんのである。

 

そのためにはどうすればいいのか?

 

アマチュアがOBを打たない方法

1、OBになるクラブを持たない。
2、OBになる方向に打たない。
3、OBにならない球筋で打つ。

身も蓋もチンコカバーもないが、OBが出るようなクラブを持たなければOBは出ないわけだし、OBが出るような方向にさえ打たなければOBが出ることはない。しかしやっぱり我らアマチュアはドライバーを振り回したいわけだし、アライメントがズレることも多々あるので、今日は違う話をしようと思う。

 

3の球筋の話だ。

 

仮にOB方向を向いていたとしても、

ソッチと逆に曲がる球であれば・・・そりゃOBにはならんわな。

 

具体的に説明しよう。

 

例えば、右側は即OB、左側は受けてるってホールで・・・

 

 

右の林を向いてアドレスしたとしても、

フックボールで戻ってくれば何の問題もないよね。

真ん中方向からのフックでも当然問題なし。

仮にチーピンになったとしてもOBになることはない。

(実質ワンペナっぽくはなるけど笑)

 

 

しかし、このボールがスライスしてしまったら・・・一巻の終わり。

右に出てスライスはもちろん即アウト。

真ん中からスライスでも非常に怪しい。

唯一左サイドからのスライスならセーフ・・・という感じ。

 

 

つまり、こういう時は

「チーピンでもいいからフック系で打とう!」

というのが今回のお話である。

 

簡単なフックの打ち方、スライスの打ち方

もちろん、きれいなドローやフェードでバシっと打てる人には関係のない話である。しかし、私のように右も左もフックもスライスもドッチが出るか分からんようなヘッポコアマチュアの場合、「OBにならない球筋で打つ」というのは非常に重要なポイントなのだ(それでも逆球が出てOBになることはあるけど。笑)。

 

「浅次郎さん、私は持ち球がスライスでして、フックはとても打てません」

「俺はフックが持ち球だから、スライスは違和感が・・・」

 

という方も大丈夫。

 

ちょっとした工夫で奥様の機嫌が直るのと同じように、

ちょっとした工夫で球筋も変わるのである。

 

まず、

 

グリップの位置!

 

注意して見ていると・・・短く持ってスイングしているプロは実に多い。

 

基本的に、

・短く持つと振り遅れにくい(捕まりやすい)

・長く持つと振り遅れやすい(スライスになりやすい)

という特徴があるわけだ。

 

 

つまり、

・フックを打ちたいなら短く持つ。

・スライスを打ちたいなら長く持つ。

と良いわけ。

 

もう・・・右が即OBのホールでは、

絶対的にペラっとスライスを避けたいわけだから、

とにかく短く持ってコンパクトに打つべし。

これだけでスライスOBの危険はかなり減る。

 

逆に、左がアウトのホールでこれをやると・・・

捕まり過ぎてナイスショットOBになる可能性が出てくる。

 

こういうホールではむしろペラっとスライスOKなんだから、

スライスを打つべくいつもより長めにグリップする。

・・・というのも一つの手段。

 

ただ、いつも目一杯持ってる人はそれ以上長めに出来ないよね(笑)。

※長く持つとヘッドが荒れてチーピンになることもあるので注意。

 

ちなみに・・・アマチュアゴルファーの7~8割はスライサーだという話だが、それは多くのアマチュアが「目一杯長く持ってるから」だという説もある。短く持ってコンパクトに・・・これだけで捕まった球になる方も多いのではなかろうか。

 

スライサーがフックを打ちたい時は、まず短く持とう!

 

そしてこれが最も大事な点。

フェースの向きである。

 

ご存知の通り、インパクトの瞬間に

フェースが閉じてりゃフック

フェースが開いてりゃスライスするわけだが、

 

クラブの特性状、スイング中は必ず遠心力が働くので・・・

自然とフェースは開こう、開こうとするのである。

 

鬼嫁のいる家庭では、

自然と旦那が家に帰らなくなるのと一緒である。

 

(笑)

 

それを押さえるためには

当然フェースを閉じた状態でインパクトする必要があるわけだが、

それを手の動きや体の動きで調整するのは非常に難しいわけ。

 

じゃあ、どうすればいいか?

 

最初からフェースを閉じておけばいいのである。

だから現代のドライバーはほとんどがフックフェースだよね。

 

それでもスライスする!ってアマチュアが多いわけだが、

さらに閉じた状態でグリップしてやれば・・・

当然フックしやすくなるのだ。

 

「え?どのくらい閉じればいいんですか?」

 

これはクラブやシャフトにもよるし、

スイングプレーンなど個人差があるので何とも言えんが、

最初はかなり極端な感じで閉じてみるといいと思う。

 

 

こんだけ被せりゃ普通はフック系の球になると思う。

最初は違和感バリバリだろうし、

チーピンが出まくると思うが、

今回の話で言えばむしろチーピン歓迎である。

チーピンを打つ練習をしよう。

(どのくらい閉じたら、どのくらい曲がるのか検証しよう)

 

大事なポイントはグリップしてからフェースを被せるのではなく、

フェースを被せてからグリップすること。

この順番を間違えると何の意味もないからね。

 

じゃあ、逆にスライスが打ちたい時はどうしたらいいのだろうか?

スライサーの方は普通に打てばいいわけだが(笑)、

問題はそれ以外の方の場合である。

 

これは難しい。

結果的にスライス球になることは多いが(笑)、

意図的にスライスを打つのはとても難しいのである。

その方法はこれだ。

 

・フェースをスクエアにする

(開いたらだめ)

 

ここではグリップの形(ストロングとかウィークとか)の話はしない。

とにかくフェースとボールがスクエアな状態でグリップするのである。

 

 

あとはいつも通り振り抜けば・・・

基本的にフックはしない!(はず)

 

この「フックはしない」という思い込みが大事で、

この思い込みがあるからこそちゃんと振り抜けるのである。

 

この時やってはダメなのは、

左にビビって「チキンウイング」になったり、

 

 

体が突っ込んだりすること。

 

 

これは「どスライス」や「プッシュアウト」の原因となりやすい。

「フックはしない」と信じて、

いつもと同じスイングをすることが肝要である。

 

なお、スライスが打ちたいからと言って、

フェースを開いてアドレスするのはダメ。

 

 

なぜなら、こんなに開いてアドレスすると、

かなりヘッドを返さないと「どスライス」してしまうわけで。

体が勝手に動いて引っ掛けチーピン。

あるいはそのまま「どスライス」となってしまうのだ。

 

そもそもインパクトの瞬間に

「1~2度閉じた状態」がストレートボールなのであり、

「スクエアな状態」であればそれはスライス系になるのである。

 

つまり、スライスが打ちたければ、

「スクエアでヒットする」くらいの感じでちょうどいいのだ。

(だからシッカリ打っていい!←自分に言い聞かせる)

 

スクエアで打つと完全なペラスライスになってしまう・・・

という方は「ちょっと閉じて」打つといいと思う。

 

最後に、

ボールを置く位置についても触れておく。

 

これももちろん・・・その人のスイングやその軌道やアドレスによって大きく変わるので一概に言えないわけだが、

・ボールを左足寄りに置く→フェースが返った後にヒットしやすい→フック系

・ボールを真ん中寄りに置く→フェースが返る前にヒットしやすい→スライス系

となる傾向にあるので、

(スイング軌道によってはこの限りではない)

 

色々と試して見るといいかもしれない。

 

ボールの位置はプロでも結構違う。左足踵線上がセオリー・・・という常識は必要ない。

 

ユッキーのボール位置なんてこんなに前だし。

 

ボールの位置はかなり個人差があるわけだが・・・仮に

「ボール一個、中に入れるとフックしない」とか、

「ボール一個、左足寄りにするとフック球になる」

といった自分の傾向が掴めれば・・・それだけで問題解決!

めちゃ簡単だよね。

 

簡単なフックとスライスの打ち分け方法まとめ

・グリップの持ち方で調節する。
・フェースの開閉で調節する。
・ボールの位置で調整する。

スイングは変えずに、グリップの位置やフェースの向きやボールの位置で、フックやスライスの打ち分けは出来るのである。もちろん、口で言うほど簡単じゃないし、それはそれでちゃんと練習しないとダメなわけだが、練習場で「真っ直ぐナイスショット!」を打つ練習ばかりするのではなく、「フック」を打つ練習、あるいは「スライス」を打つ練習、あるいは「絶対フック(スライス)にならない球」を打つ練習をするのも大事だと思う今日このごろ。

 

オススメの打ち方は、この2つ。

・短く持ってフェースを閉じる→捕まったドロー
・短く持ってフェースをスクエア→捕まったフェード

長く持つとシャフトが暴れるのであまりオススメしない。OBを避けるショットをする場合、基本は短く持った方がいい。その際、「マン振りしない」というのも大事。「200ヤード飛べばいい」くらいの軽い気持ちで打つとより効果的である(結果的に結構飛ぶ)。一番の目的は「OBを避ける」だからね。

 

ちなみに、私もこれを完全にマスターしている!

というわけではない。

 

先日の試合でも・・・

逆球が出てあわやOBってのが2発ほどあった(笑)。

 

しかしこれが出来るようになれば

劇的にOBは減る!

・・・それは間違いないと思う!

 

一緒に上手くなろうぜー!

 

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さて、今回は阿蘇ハイランドゴルフコースに行ってきたぞ!

 

朝イチ平日スループランだと4,500円・・・や、安い。

次の試合「熊本県民アマチュアゴルフ大会2019」の予選会場なんでね。

早速練習を兼ねて行ってきたのである。

 

結果は・・・

 

 

OUT38、IN41。

 

本番を想定しつつバックティーから回ったんだが、

このコース、後ろからでも6500ヤードと短いんだよね。

先日の熊本南CCのフルバックとは大違いーー。

 

「こりゃ楽だわー!」

 

ドライバーが普通に飛べば、

セカンドはショートアイアンorウェッジ。

そりゃパーオンしやすいわな。

 

パットは相変わらずイマイチだったんだが、

アプローチが冴えてて寄せワン4発。

 

久しぶりの「ノーダボか!」と思ったんだが、

最後の18番ロングでミスが2回出てダボ。残念。

 

まあ比較的簡単なコースだし、

距離短いし、

グリーンもまだ仕上がってなかったんだが、

それでも70台で回れたのは収穫。

 

本番もこのくらいで回れたらいいんだけどなー。

 

 

短いコースを回った時に簡単に感じるのは、

やはり日頃「バックティー」でやっているからであろう。

ま、距離が短いからといって

スコアが出るとは限らんのがゴルフであるが、

確実に成長している・・・はず(笑)。

 

10日間で学ぶヘッポコアマチュア用ゴルフ講座。

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