ルックアップパット。カップを見ながらパッティング!

【80切りを目指すゴルフ】パットで悩んでいるアマチュアゴルファー多い。「距離感が合わない」「緩んでショートしてしまう」「思ったラインに打てない」。そういう方は一度、「ボールを見ながら打つ」のではなく「カップを見ながら打つ」というルックアップパットを試してみよう。劇的にパッティングが変わる可能性あるぞ!

 

今日は「ノールックパット」について書きたいと思う。

 

「浅次郎さん、なんですかそれ?」

 

うむ、その名の通り、

ボールを見ずにパッティングするという・・・

セオリー無視かつ冒険的かつ革命的なパッティング方法だ。

 

 

「ちょっと何言ってるか分からない」

 

という富沢顔をした毒者が多いと思うわけだが(笑)、

 

ボールを見ないと言っても、

アサッテの方向を見ながらパットするわけではない。

 

ボールではなく、

カップを見ながらパットする方法である。

言い直すなら「ルックアップパット」

 

 

ボールではなくカップを見ながら

パッティングしてるプロがいますな。

 

これは誰かというと・・・

 

 

ジョーダン・スピース。

 

実際スピースは

「1.5m以内のストレートラインなら、カップを見ながら打つことがある」

とアルバのインタビューで答えている。

ジョーダン・スピースがアルバだけに教えてくれたパターが入る『4つの金言』

 

何故かというと、

 

・ボールに集中してしまうとプレッシャーで体が動かなくなることがある。

・カップに打つんだ!という意識を持つことで自然にストローク出来る。

 

ということなんだそうな。

 

なるほど。

 

確かに、ボールに集中し過ぎると・・・

手が動かなくなったり、

ついついパンチが入ってしまったり、

逆に緩んで打ち切れなかったり、

はたまた・・・

引っ掛けたり、プッシュしたりしますな。

 

実は結構な頻度で「ミス」が出るのである。

それはボールを見ているから発生するミス。

 

さらに、

ボールを打つ前にボールの行き先を見てしまうルックアップや、

頭が上がるヘッドアップのミスに繋がることもある。

 

そこにおつぱいがあったら、

目で追いたくなるのがオトコのサガ。

 

 

それと一緒だ(笑)。

 

であれば・・・

 

ボールを見なければいい。

 

そこに乙牌があるから触りたくなるのであって、

そこに乙牌がなければ平常心でいられるのである。

 

キッチリとボールを進行方向にセットし、

素振りにて振り幅の目安を決め、

パターのフェース面とボールの印を合わせた後は、

 

ボールを見ずに、

カップを見る。

 

そして、ボールがライン上を転がり、

カップに吸い込まれるイメージを持ちつつ、

自然な流れで、

素振りをするようにパッティング。

 

投げ輪・・・いや、

バスケのシュートと似ている感じ。

 

 

リングを見ながらシュートするように、

カップを見ながら、カップに入れるイメージで打つのだ。

 

で、

 

これでどうなるかというと・・・?

 

実際に、

ラウンドで試して来たぜ!

 

結果はこちら。

 

まず、阿蘇大津ゴルフクラブのレギュラーティー。

 

 

IN42、OUT39。

 

実戦で初めてこの「ルックアップパット」を試したのだが、

最初の4ホールで・・・1~2mくらいの

「ショートパット」を4連続で外してしまったのである。

いずれもカップの右をすり抜ける感じの外れ方で・・・

微妙に「方向性のズレ」が発生したのである。

 

「だ、ダメかっ?」

 

確かに、ボールを一切見ないわけだから、

「目標方向にキッチリ転がす」

という点において

「ルックアップパット」はマイナスでしかないわけよ。

 

だけんどもしかし!

 

 

4回外したくらいでは諦めない。

微妙なズレを修正するために、

グリップを「クロスハンド」に変えたんですな。

(※左手が下に来る持ち方)

 

これがピタリとハマり・・・

後半のOUTは14パット。合計33パット。

 

この「ルックアップパット」のストロングポイントは、

・緩まない(ショートしない)。

・ミドルパットでも狙って行ける。

・ロングパットの距離感が合いやすい。

という点である。

 

デメリットは、

・結構オーバーすることが多い。

・方向性はあまり良くない。

という点。

 

しかしこのデメリットは練習で修正できるのではないか?

 

というわけで、

久しぶりにパットの猛練習(笑)。

毎日毎日1m前後のショートパットを練習し・・・

 

2ラウンド目。

 

県アマ予選の舞台であるワールドカントリー倶楽部。

練習ラウンドなので・・・

フルバックの7016ヤード!長いっ!

 

 

IN47、OUT42

 

バックティーからさらに20ヤード位後ろのフルバック。

こうなるともう・・・

そうそうパーオンしないんだよね。

ドライバーが250ヤード飛んでも170ヤード以上残るみたいなね。

しかも池だらけのコースで、アップダウンも激しく、

バンカーも多いのよ。

さらにこの日はグリーンも速く・・・かなり手ごわい!

 

特に難しい前半のインは

何とかボギーで耐える感じのラウンドだったのが、

何度も助けられたのがパット。

5~6mのパットがスコッ!と入るとホント助かるよね。

3パットも2回あったが、1パット3回で17パット。

 

そしてドライバーの調子が良くなったアウトで反撃。

4番では5mのパットをねじ込んでバーディ。

他、何度かカップに蹴られて入らなかったが(強過ぎ)、

ショートパットは何の不安もなく確実に決めて15パット。合計32パット。

あ、一回だけ1.5mくらいのパットを外したんだが、

その時は「ルックアップパット」をするのを忘れていたなり。

 

ルックアップパット結論。

全然イケる!

 

色々と書いたが、

一番のメリットは「勘が働く」という点である。

 

ボールを見ていると・・・近い所を見ている上に、

ボールを打つことに集中するのであまり勘が働かないんですな。

 

しかしカップを見て打つと・・・

バスケットのリングを見てシュートするような感覚になるのである。

 

 

ま、その「勘」がズレることも多々あるわけだが(笑)、

少なくとも私の場合・・・

「機械的」にパットするよりは、

ロングパットの距離は合わせやすいし、

ミドルパットが入る確率は上がると思う。

なにより「緩む」ことがないのがいいね。

 

というわけで、

「ルックアップパット」

しばらく続けてみようと思う。

 

これで平均パットが32にならないかなあ(現在34くらい)。

 

良い子はマネしないように(笑)。

 

ここ半年ほどは・・・レギュラーティで回るケースとバックティーで回るケースが半々くらいだったと思うんだが(コロナ禍の影響で試合がなかったため)・・・最近は後ろからでも打っても90くらいなんだよね。以前は後ろからだと大叩きすることも多かったんだけどねー。おそらく・・・アイアンの精度が劇的に上がったのが原因だと思う。ドライバーは飛距離は伸びたけど荒れ放題なのでプラマイゼロ(笑)。

さて、いよいよ県アマ予選・・・今回は予選2会場に減ってるんだよね(去年は3会場)。浅次郎の参加する南地区の予選突破は100人(参加180人)。今年も狭き門だなぁ。。。去年の県アマ予選の様子はこちら→県アマ予選2019

 

10日間で学ぶヘッポコアマチュア用ゴルフ講座。

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