シャンクの原因は何?直し方・改善方法は?

【80切りを目指すゴルフ】中級者はもちろん上級者でも陥ることがある「シャンク地獄」。一度出ると連続して出る・・・ゴルフにおける最悪のミスショットである。この「シャンク」は直し方を知らないと延々と出てしまうため「シャンクイップス」になってしまうアマチュアゴルファーも少なくない。さて、どうやって改善したらいいの?

 

先日、

弟子のブッカケ@コースケが泣きながら電話してきたのだ。

 

「シャ、シャンクが止まらん!」

「ど、どうしたらええの・・・!?」

 

どうやら練習場でシャンクが止まらなくなったらしい(笑)。

 

 

私も(きっとアナタも)経験あるが、

シャンクが止まらなくなると

もう恥ずかしいやら情けないやらでホント泣きたくなるよね。

 

コースケに限らず、

ゴルフにおける嫌いなミスショット第一位は、

ダントツで「シャンク」であると思う。

 

なんせ自分の狙った方向とはアサッテの方向に飛んでいくのである。

 

ミドルアイアンならOB一直線だし、

アプローチならチャンスが一変して大ピンチになっちゃうしね。

 

そしてシャンクの最も恐ろしい点は、

 

「止まらなくなる」

 

という点である。1回出ると2回、3回と出てしまうのだ。

注意しても、注意しても、注意しても出てしまうのだ。

(私のチンコと同じだ)

 

これはもう・・・

 

鬼嫁の携帯チェック

 

 

以上の恐怖なのだが、

 

その恐怖に負けたゴルフオヤジは、

 

スマホをガラケーに・・・

 

じゃなかった(笑)、

 

全てのボールの位置をトゥ寄り(先っぽ寄り)にしてしまうのだ。

 

(私も経験あるばいー。笑)

 

練習熱心なゴルフオヤジどもを観察していると、

こういうボール位置で練習している人を良く見かける。

 

確かに、

ボール位置をトゥ寄りにするのは、

即席のシャンク対策としては効果的である。

 

しかしそれはカップヌードル的な直し方であり、

濃厚豚骨絶品ラーメン的な直し方ではない。

 

そして、そのボール位置を固定化してしまうと、

もうそのボール位置でしか打てなくなってしまうのだ。

 

ウェッジもアイアンもウッドも・・・である。

 

ドライバーもトゥ寄りにセットしないと打てなくなってしまう。

 

そうなるとどうなるか?

 

よく考えてみよう。

 

我々へっぽこアマチュアゴルファーは・・・

毎回毎回フェースの真ん中に当たるわけではない。

 

インパクトマーカーを使ってチェックしよう。めちゃ安いぞ!→DAIYA インパクトマーカー

 

このように、ヒットする場所はかなりバラけるのである。

真ん中から内外2~3cmズレるのは当たり前田大尊であり、

アッパーは10円玉を拾うように打つのが正解だ(ぇ)。

 

 

ってことはだよ?

 

ボール位置をトゥ側に固定してしまうと、

ボールがさらに外側に当たった場合のミスに耐えることは出来ないわけで、

この場合、最悪の・・・

「トゥ側シャンク」が出てしまうのだ。

(これも右斜め45度くらいで飛んでいく)

 

このトゥ側シャンクは、ドライバーでもウッドでも出る(経験あり)。

 

シャンクまで行かなくても

フェースの先っぽに当たると・・・

薄~~~い当たりのスライス球になるのだ。

 

これを避けようとすると

もう変則的なスイングにならざるを得ないのであり、

この「ボールを外側に置く」というシャンク対策は

あくまで「即席」に留めておくべきである。

 

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さて、

 

今までの話は前置きだったのであるが、

(前置きだったんかい!)

 

じゃあ、

シャンクが出たらどうすればいいか?

どうやったらシャンクが直るのか?

 

という真面目な話に移ろう。

 

ネットで調べてみると、

色々と偉そうなこと言ってるレッスンプロがおるな。

 

・インサイドからクラブを降ろせばシャンクは直る!

・ボールの内側を打てばシャンクは出ない!

・ヘッドアップ厳禁、ボールをしっかり見ろ!

 

や、

 

や、

 

やってるつもりだわ!

それでもシャンクが出るんだわ!

 

という方はこの動画をご覧頂きたい。

 

 

これはアプローチの話だが、

シャンクの原因はほぼこの2点である。

 

・右肩が突っ込む。

・右膝が前に出る。

 

このいずれか、あるいは両方なのである。

 

このせいで、

ヘッドの軌道が1~3cm外側にズレて、

シャンクしてしまうのだ。

 

アウトサイドイン軌道とか、ボールを良くみてないとか・・・

実はあまりシャンクとは関係なく(全然ないわけじゃないが)、

最も関係あるのは右肩と右膝。

しかし、これを常にチェックしているアマチュアなんていない。

 

だから、シャンクは連発して出るのであり、

どんなにボールを良く見て打っても、

ちゃんとアドレスした位置にヘッドを戻したつもりでも・・・

右膝あるいは右肩が出て・・・シャンクが出てしまうのだ。

 

まず、この

「シャンクの原因を知っておくこと」が非常に大事で、

これを知っておかないと本番でシャンクした時に大パニックになり・・・

 

シャンク連発!

 

してしまうのだ。

 

一発目のシャンクはしょうがない。

大事なのは「シャンク連発」を防ぐこと。

原因は「右肩の突っ込み」か「右膝が前に出る」であるからして、

 

・右肩が突っ込まないように注意

・右膝が前に出ないように注意

 

すればよろしい。動画であったように、右肩を押し込むような動きが大事で、右脇と左脇を締めてスイングしよう。右膝は決して前に出すべからず。スライドするように左膝方向に寄せていくのが正しい動きである。これは後ほど動画で解説しよう。

 

もし、どうしようもない場合は

即席で対応しないといけないわけだが、

 

この動画が分かりやすい。

 

 

シャンクを即席で直す方法①

右のつま先を外に向ける。

これは非常に効果的。右のつま先を外側に向けると膝が前に出ることはないのでシャンクが出ることもなくなる!ただしダフリやすくなるので注意。

 

シャンクを即席で直す方法②

「ボールをトゥ寄りに置く」

この方法は前述したが、私はオススメしない。一時しのぎ専用だ。※ここにボールをおいてもシャンクが出ることがある!

 

以上、即席のシャンク対策であるが、

 

何度でも言うぞ。

 

大事なのは、

 

シャンクが出ないスイング作りである。

 

・正しい右膝の動き

・インサイドインのスイング軌道

(右脇、左脇を締める)

 

これが出来ればシャンクは出なくなるぞ!

(私はまだ時々出るけどな!ワハハ)

 

正しい右膝の動きに関しては、

簡単な動画を作ったので見てもらえると嬉しい。

 

 

身体を回転させるためには・・・右膝を前に出さなければならない!(右足の裏をめくらなければならない)と勘違いしているオヤジが多いわけだが、右膝の正しい動きはこの動画の通りである。

 

右膝なんてのは、インパクトまでほぼ動かす必要はないのであり、インパクト後に左膝に寄って行くイメージでオッケー。右足の裏がめくれるのはあくまでスイングの結果である(インパクト後の話である)。

 

膝に注意しながら、イ・ボミのスイングも見てみるといい。

 

 

うーむ。

 

美しい・・・

 

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さて、

 

シャンクの話が長くなったが、

 

今日は熊本空港カントリークラブに行ってきたぞ!

 

毎年「バンテリンレディース」が開催される名門コースであるが、

なんと・・・夏の早朝スルーは6,500円である(土日だと16,960円)。

しかも我が家からは車で20分の距離。

5:20・・・夜明けとともにティオフしてきたぜー!

 

OUT43、IN39の82!

 

朝イチのドライバーでOB打っちったんだが(テヘペロ)、

徐々に良くなって後半は3ボギーの39。

 

ショットは良くなってきたし、

寄せワンも取れるようになってきたし、

今日はシャンクも出なかったし(笑)、

後は細かいミスを無くして行くことだなあ。

 

しかしこの日は「高麗グリーン」だったんだが、

早朝(グリーン整備前)ということもあって、

 

「かなりの剛毛」

 

いやー・・・転がらん転がらん。

 

前回は鬼速のベントグリーンだったんだが、

そのイメージで打つと半分くらいで「ピタッ」と止まっちゃうわけよ。

ツルツルのパイ◯ングリーンは勘弁だけど、

やっぱり多少速いグリーンの方が好きだなあ。

 

 

いい感じに80台前半が出るようになったが、

あとワンパンチ足りんなあ・・・。

 

アプローチ・・・もう一回最初からやるか!

 

(パターの練習をしろ!)

 

コースケ、イーグルおめでとう(舌打ち)。